小口の不動産シェアリングを始める前に知っておきたい失敗例

リスクが少ない小口の不動産シェアリング。それでも失敗例はある

世間にはさまざまな資産運用の方法がありますが、その中でも小口の不動産シェアリングはリスクが少ないため、初心者向けだと言われています。しかし、それでも資産運用ですから、失敗をすることもあるでしょう。実際にどのような失敗があるのか、お話ししていきます。

実績に乏しい投資会社を選んでしまって失敗

小口の不動産シェアリングに参加したい場合、まず投資会社を選ぶ必要があります。その中には、営業実績に乏しい会社も含まれているでしょう。新進気鋭の会社にあえて投資をして、ハイリターンを狙うといった方法もありますが、やはりリスクを伴います。できるだけ小口の不動産シェアリングで失敗をしたくないのであれば、営業実績が高い会社を見極めるべきです。実績は公式ホームページやその会社が実施しているセミナーで紹介されるので、参加する前によく確認をしてください。

物件を管理する能力が低い会社を選んでしまって失敗

小口の不動産シェアリングでは、投資家が実際に物件を管理する必要はありません。全て投資会社に委託できるといったところはメリットでもありますが、同時にデメリットでもあります。分配金はその物件に入居者が集うことで発生します。物件の管理が行き届いていない場合は入居希望者も乏しく、分配金が発生しにくいといった状況に陥るでしょう。実際にその投資会社が取得している物件を見に行くことで、管理状況が分かるかもしれません。

投資する側の勉強不足で失敗

小口の不動産シェアリングは少ない資金からスタートでき、さらに初心者でも始めやすい資産運用方法だと言われています。ただし無知の状態でスタートしてしまうと、想像していたよりも利益を確保できないといったケースも多々あるようです。そのため、勉強は必須です。インターネットで検索をすることで、小口の不動産シェアリングに関する情報を得ることができます。また書店にも投資関連の本がたくさんあるので、自分で勉強することもできるでしょう。また、投資会社が主催しているセミナーにも出席して、小口の不動産シェアリングについて勉強することもできます。