少額の不動産投資が初心者に向いている理由とは?
不動産投資は資産運用の1つの手段ではありますが、ハイリスク・ハイリターンという点では初心者には不向きです。
初心者がもし不動産投資をするのであれば、ローリスクな少額の不動産投資か、ミドルリスクの不動産小口化商品あたりを狙ってみるのがおすすめです。
これらの不動産投資がなぜ初心者に向いているかという理由についてご紹介します。
本格的な不動産投資の練習に最適
資産運用をしたいと思うのなら、誰もが練習をする必要があります。
いずれ大きく不動産投資をしようと思うのなら、その練習として少額や小口の不動産投資は有効です。
ソーシャルレンディングの場合には企業に投資することになるので、不動産に関する詳しい情報が見られない場合があります。
ですが、購入型クラウドファンディングや不動産投資信託、不動産小口化商品といったものの多くは、実際に投資する不動産についての情報が見られます。
そのため、どうしてこの不動産は利益を得られたのか、あるいは得られなかったのかという点を見ることができ、練習の成果を今後活かすこともできるようになっているのです。
専業投資家にならなくても良い
もし手元の数千万円という大金があったとしても、通常の不動産投資ではそれを一瞬で失ってしまうおそれがあります。
そのリスクを最小限に抑えるために、不動産投資家は専業として動かざるを得ません。
ですが、初心者が知識もなにもないうちからそのようにするのはただのギャンブルです。
普通どおりに働くことによってコツコツ資産を貯めるのもリスク管理という面では重要になってきます。
初心者なら、最初はこのような専業の投資家としてではなく、副業として不動産投資を行い、徐々にこの世界について詳しく知っていくようにするのが最適だといえます。