不動産投資では土地がどうして重要視されるの?その理由とは
不動産投資において、もっとも重要視されるのが土地(場所)です。
多くのセミナーやサイトでそういわれていますが、それはなぜでしょうか。
このページでは、なぜ不動産投資で土地が重要視されるのか、その理由についてご紹介していきます。
土地が良ければそれだけで入居者は入りやすい
入居者が住む場所を選ぶとき、重視するのが利便性です。
最寄り駅から1時間、職場まで2時間、最寄りのスーパーまでは40分、コンビニも遠い……というような条件だと、当然ながら選びたい人は限られてきます。
その上、治安が悪く騒々しい、風当たりが強いなど、さまざまな悪条件が重なれば、よほど物好きな人でなければ入居する可能性は低いといえます。
家賃が相場よりかなりやすいのであれば、そのような土地でも入居してもらえるかもしれませんが、結局は交通費がかかりすぎる、デメリットが多すぎるなどの理由から、選ばれないことがほとんどです。
その点、土地さえ良く、利便性さえ確保されていれば、それだけで入居者は入りやすくなります。
日当たりが多少悪いだとか、電車が通り過ぎる音がやや聞こえるだとか、そういったデメリットがあっても、些細なものとして感じられるのです。
だからこそ、不動産投資では土地こそが重要といわれているのです。
少子高齢化を迎え、土地の重要性は増すばかり
日本は現在、少子高齢化社会を迎えています。
少子ということは人口が少なくなったということです。
また、高齢者は家族で面倒を見るか、施設で面倒を見て貰うことになるでしょう。
つまり、「アパートやマンションを借りる人自体が減っている」ことを指しています。
東京や大阪のように人口密度が高い地域はともかくとして、それ以外の場所では土地が余ってコインパーキングに変わってしまっていることも多いです。
そんな現状ですから、利便性の悪い土地が選ばれることはますますなくなってきます。
初心者が不動産投資を行なうのであれば、土地の見極めを行なうのは難しいですから、少額からできる不動産投資のように、プロの会社に任せられるものから検討した方が賢明といえるでしょう。