不動産ファンドは稼げる？大坂で副業を始めるあなたへ

将来に備えて、会社の収入以外にも、収入が得られる手段を考えているという人は多いでしょう。
近年は副業を認めている企業が増えて、副業をしやすい環境が整いつつあります。
副業におすすめなのが、不動産投資の一つである不動産ファンドです。
不動産ファンドを大阪で初めて行う場合のアドバイスを、ここでは紹介していきます。

不動産ファンドとは

不動産ファンドとは、簡単にいえば少額から始められる不動産投資です。
本来、不動産投資は安定性があるのですが、先立つものが必要になるという欠点があります。
資産になる不動産を購入するためには、安くても1千万円以上は必要と考えられています。
大阪のような大都市では、その傾向が特に顕著です。
大阪市の中古マンションで4LDkの部屋を購入する場合、3千万円ほどかかるといえば、大阪の地価の高さがわかるかと思います。
そのため、不動産投資は、人によっては敷居の高いものとされてきました。

しかし、不動産ファンドは複数の投資家がお金を出し合って行う投資方法なので、従来の不動産投資よりも少額で始めることができるのです。
大阪の一等地にあるような高額な不動産も、手が出せる範囲で投資できるので、まとまったお金がなくても不動産投資に参加できます。

不動産ファンドの種類

不動産ファンドと一口にいっても、実際には2種類のタイプがあります。
1つは任意組合型、もう1つは匿名組合型です。
この2つのメリットとデメリットをみてみましょう。

任意組合型

任意組合型とは、投資家と事業者が任意組合契約を結んでいる不動産ファンドです。
わかりやすくいえば、投資家はお金を出して出資し、購入した不動産は事業者が管理と運営を行うというものです。
そして、そこから得られる収益から手数料を差引いた分を、投資家に分配するという方法を指します。
任意組合型のメリットは、不動産を自分名義にすることができる他、何千万円もかかるような不動産に対して10分の1程度の費用で投資できるという点です。

例えば、大阪の梅田にある1千万円程度のオフィスビルを一室購入する場合、運が良ければ100万円程度で購入することができ、その所有権を公言できます。

しかし、こちらは所有するための登記にかかる費用を請求されてしまうため、余計な出費が発生するというデメリットには注意しましょう。
また、当然のことながら、他の投資家達にも同等の権利があるということを忘れないでください。

匿名組合型

匿名組合型は、事業者ではなく匿名組合に資金を出資し、その資金をもとに匿名組合が不動産投資を行うという不動産ファンドです。
こちらは任意組合型よりもさらに安価に不動産投資ができるのがメリットであり、安ければ数万円単位の投資ができます。

一方で、こちらは不動産の所有権がないため、所持していると公言はできません。
また、投資金額が少ないので、得られる配当金も非常に少ないです。

初めての不動産ファンドは匿名組合型がおすすめ

以上2つの不動産ファンドを比較すると、初心者におすすめなのは、匿名組合型です。
なんといっても数万円程度で不動産投資ができるというのは魅力ですし、そこから不動産投資の基礎を学べるので、不動産投資の基礎を学ぶという意味でも匿名組合型はおすすめです。

また、任意組合型はたしかに安いですが、それでも予算が数百万円必要であるため、あまり初心者向きとはいえません。
どちらかというと相続税対策を始めとした税金対策で行う傾向が強いため、副業というよりも税金対策としての側面が強いといえます。

大阪で不動産ファンドを

大阪で不動産ファンドを探す場合も他の地方で探す場合も、基本的に違いはありません。
インターネットで検索すれば、大阪に住みながら他の地域の不動産ファンドに出資することも可能です。
大阪では不動産投資に関するセミナーや説明会が開かれる回数が多いので、本格的に投資を始めたい人にとっては、大阪で投資を学ぶと有利だといえるでしょう。