少額不動産投資だと確定申告の必要がない?
不動産投資を始めとした副業をする場合、ほぼ確実にお世話になるのが、確定申告です。
確定申告をし忘れると、何らかのペナルティが発生しますし、副業で発生した利益は自分で申告する必要があります。
そんな確定申告についてのお話です。
確定申告の方法
不動産投資によって収入を得た場合、確定申告を税務署で行う必要があります。
不動産投資によって課せられる税金は、主に所得税と住民税であり、白色申告と青色申告のどちらかを選んで申請することになります。
青色申告は手続きが面倒ですが、その分、特別控除を受けることができます。
なお、そのためには、不動産投資を初めて2ヶ月以内に所得税の青色申告承認申請書を提出する必要があるので、お気をつけください。
また、近年ではパソコンを使って、インターネット経由でも確定申告が行なえます。
e-Taxと呼ばれるシステムであり、マイナンバーカードやe-TaxのIDとパスワードを利用することで、自宅でも確定申告が可能です。
少額不動産投資の場合
そんな確定申告ですが、少額不動産投資の場合、確定申告をしなくても良い可能性が非常に高いです。
その理由は、確定申告が必要になるのは、20万円以上の収入が発生した場合のみだからです。
別のページでも書きましたが、少額不動産投資はリスクが少ない分、得られる収入も少なくなるため、一年間かけても20万円も収入が発生しないことがあります。
もちろん、少額不動産投資でもそれなりの費用のかかる不動産に投資するケースもあるので、必ずとはいえませんが、10万円前後の投資で得られる費用は非常に少ないため、高確率で確定申告をする必要がありません。
そのため、手続きに手間がかからないというのは、少額不動産投資の隠れたメリットといえるでしょう。